ナイトーンをお申し込みの方へ〜ナイトーンでのピアノライフを快適に楽しむために〜

ピアノは精密な機械がたくさん組み合わせられてできている楽器です。

内部のネジが緩んでいる・湿気がこもっている等コンディションが整っていないと思わぬ不具合が起こることがあります。

それはナイトーンを取り付けていなくても同じことが言えますが、ナイトーンを取り付けるにあたりましては特に機械が正しく作動してくれること・ナイトーンお取り付け後のピアノ内部の調整が最小限であることが大切です。

実際、ナイトーンをお取り付け頂いた後で不具合のご連絡を頂くことがありますが、お伺いして内部を確認するとナイトーンの不具合でなく、ピアノそのものが原因であることが多いのが現状でございます。

コロナ禍・ステイホーム生活が始まった頃からありがたいことにナイトーンの受注件数が急増しております。不具合の調整に時間を割いておりますと、新たにお申し込み頂いたお客様の部品製作及びナイトーンの出張製作のスケジュールに多大な影響を及ぼします。

本来ピアノそのものの不具合調整につきましては一般の調律師の方のお仕事の範囲となりますが、ナイトーンを取り付けた後に何か不具合が起こるとナイトーンが原因の可能性も出るため、私どもがお伺いをしなければいけないことも多々あり、また作業費用・出張費用も別途頂く事になってしまいます。(またナイトーン製作のスケジュールの合間にお伺いしますので日程も少し先となってしまいます。)

できるだけこのような状況を作らないために、ナイトーンお取り付けまでに普段ご依頼されている調律師様に調律及び内部点検・調整をお願いしてください。

 

ナイトーンは完全受注生産のオーダーメイド製品となりますので、お申し込み順に部品供給をしております。

お申し込みからお取付までに少しお時間を頂戴しておりますが、お待ち頂いている間に

調律及び内部のコンディションを整えておいていただけたらと思います。

ナイトーン製作の作業もスムーズに進みますし、その後の不具合に見舞われることも少なく済みます。

根が深い騒音問題 〜聴く側の気持ちに寄り添って〜

一言に騒音と言っても、解決方法についての「これ!」という答えはないのが現状です。

どんなに素敵な音色であっても、他の人がどう感じるかは分からない。また一度気になり出すと、どんなに配慮された小さな音でも耳障りに感じてしまう・・・等。

例えば、同じつっかえながらの練習曲であっても、仲の良いお友達の子供の弾いたものと全く関わりのない誰が弾いているか分からないもの聞こえ方は全く違うものとなるのは日を見るより明らかです。

 

また今、世間はコロナ一色。お互い、常に隣人が在宅している状況でストレス値も上がる一方。ピアノを弾く側はそのストレスを和らげたりせっかくのステイホームとばかりに気持ち良く弾くのだが、聴く側は堪らない。突然始まるアマチュアのリサイタル・・・!リサイタルならまだしも、日々の練習はそんな華麗なものではなくスケール・アルペジオから始まり苦手な箇所の集中練習・数々の付点のリズム等、苦行としか言えない音の羅列が延々流される。

 

辛すぎる・・・!

 

リモートでの仕事中にこのような事態に見舞われたら、業務妨害と言っても過言ではないかもしれません。

 

でもピアノは毎日弾きたい、どうすれば良いのか。

いくつか方法を挙げてみます。

 

ハード面

・防音室を導入する。

・サイレント機構を取り付ける。

・ナイトーン等防音用製品を取り付ける。

・設置する部屋、部屋内の位置を変える。

 

ソフト面

・ピアノを設置する段階で近隣にご挨拶をする。

・弾く時間帯に配慮する。

・定期的に音でご迷惑をかけていないか確認する。

・常に「誰かが聴いている、この1回が最後」という意識で練習に臨む。(これは発表会・コンクール前のあがり症対策・丁寧に弾く練習としてもとても効果的です!)

 

気持ち一つで感じ方が変わってしまう音問題。

上に挙げたことに取り組んでみても解決しないケースはあります。

 

 

そのような場合には、簡単な事ではありませんがハード面でもう一つ、方法があります。

 

・ご近所さんを変える(=転居)

 

殆どの方には現実的ではないかもしれませんね。

一生ピアノと本気で付き合う、またはピアノ以外でも何をしても苦情を言う方がいる、というような方には有用かもしれません。

 

いずれにしてもご近所さんとは日頃から良好な関係、コミュニケーションが取れる関係を作っておくと、トラブルになりかけても必要以上に炎上せずに済むのではないでしょうか。

「個」が重視される時代になって久しいですが、ご自身の「弾きたい」気持ちに寄り添う時、同時に聴く側の気持ちにも寄り添うことができると良いですね。

ナイトーンの正しい使い方 〜「叩くピアノ」から「奏でるピアノ」へ〜

時折お客様より耳にする、ナイトーンを使っても音が大きいというご意見。

よくよくお話を聞いてみると、皆様どうやらナイトーンの音が物足りなく感じて鍵盤を力強く叩いてしまっているようです。

ナイトーンはアナログの弱音システムですので、生音で弾いた演奏がそのまま小さくなった状態できちんと強弱を表現できますし、その反面鍵盤をめいっぱい叩くような弾き方をすればそれに比例して音も大きくなります(それでも元の音と比較すればかなり小さくなっていますが)。

あくまで今まで通りのタッチでピアノを弾いてください。

はじめは物足りなさを感じるかもしれませんが、耳が慣れ・ナイトーンでの練習に慣れてくるにつれて余分な力をいれずに弾くテクニック(脱力)も向上していることに気が付くはずです。小さな音を聴こうとするので耳も鍛えられます。(おまけにガンガン弾かなくて良くなるので苦情の心配からも遠ざかります。)

 

ナイトーンをお取り付けしたこの機会に、ぜひ力で「叩くピアノ」から指先の神経で「奏でるピアノ」にシフトチェンジして、より素敵な演奏の世界に足を踏み入れてみませんか?

 

夜中でも快適にピアノを弾けるナイトーンが持つ4つの特徴

ご自宅にピアノはあるけれど、過去に騒音トラブルなどがあり、ご自宅での演奏を控えているという方は少なからずいらっしゃるかと思います。
夜中の演奏はまだしも、お住まいの地域によっては小さいお子様がいらっしゃったり、音に敏感な動物を飼っていたりと、防音対策をしていても昼間の演奏ですらままならないということもございます。
これではせっかくピアノが自宅にあっても、いわゆる『宝の持ち腐れ』状態です。
このような状況下でもピアノを演奏されたいという方におすすめしたいのが「ナイトーン」です。

ナイトーンは、ピアノ本体に設置することで手軽に、かつ確実性の高い防音対策が出来る、アナログピアノ用超弱音システムの総称です。
ナイトーンを、お手持ちのアコースティックピアノに設置いただくことで、お家のご近所にお住まいの方に迷惑をかけることなく、たとえ夜中であっても美しい音色を奏でることが出来るようになります。

ナイトーンには、お客様に自信を持っておすすめできるための4つの特徴がございます。
その特徴の一つ目が、「独立多層フェルト」です。
従来のフェルトをハンマーごとにひとつひとつ分離させ、単体として独立させることで近接した音階の弦の発音を抑え、より綺麗な和音を奏でることが出来るようになりました。
また、これを従来の単層(一枚式)から多層構造にすることでハンマーの衝撃をより吸収することができ、結果として高い弱音性を実現しております。

二つ目の特徴が「タッチ可変システム」です。
ナイトーンは、先にご案内した独立多層フェルトのみの製作も可能です。
しかし、独立多層フェルトのみを取り付けると、ナイトーンを作動させた時の状態にアクションのセッティングを合わせるため、通常音で演奏した際に、普段お使いのピアノと比べて若干のタッチの変化が起こります。(電子サイレントユニットの場合よりも良好です。)
それを解消するのがこのタッチ可変ユニットです。
タッチ可変ユニットを取り入れることにより、独立多層フェルトを使用しても、通常音で演奏をしても、従来のピアノのタッチのままの感触でお弾きいただくことが可能となります。

三つ目の特徴は、「ピアノを傷つけない安心な設計」である、ということです。
ご家庭に代々受け継がれてきたり、ご両親や祖父母様からの贈り物であったりなど、どなた様にとってもピアノとの出会いにはかけがえのない思い出が存在しているものです。
そんな思い出の品でもある大切なピアノを傷つけてしまわないように、ナイトーンはビスやネジなどを打ち込んで不要なキズをつけるということのない設計を採用しています。
この特徴は、これまでご利用いただいたお客様からも大変好評をいただいております。

四つ目は「全てオーダーメイドで制作される」であることです。
ご存知の通り、ピアノの構造は各種メーカー・機種によって異なります。
ナイトーンの設置に当たっては、専任の職人が各ピアノによって異なる構造・寸法を把握し、丁寧に施工を行います。
つまり、どのようなピアノであっても安心してナイトーンを設置することが可能なのです。

夜でも楽しく、快適にピアノを演奏されたい。
そうお考えのピアノ愛好家の皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。

「防音・遮音シートの利用でピアノの音が気にならなくなる」というのは本当なのか

音が外へ伝わる仕組みには、2通りの伝達方法がございます。
ひとつめは「躯体音」、もうひとつは「空気音」です。
躯体音は、床や天井、壁などに振動が伝わって音が響くという音の伝達方法です。
マンションなどの場合、振動が伝わって、真下や真上の階のお部屋だけでなく、離れたお部屋にまで音が響いて聞こえることがあるかと思いますが、あれこそが躯体音なのです。
もうひとつの伝達方法である空気音は、空気を伝わって音が響く、というものです。
そのため、壁などにぶつかれば音は遮断されます。

生ピアノの種類のひとつ・アップライトピアノは、ほとんどの場合壁に背面をつけて設置されるため、そこから音が伝わりやすいという特徴を持ちます。
反対に、グランドピアノは床に振動が強く響くため下に音が響きやすいという性質があります。

マンションなどの集合住宅にお住まいで、現在生ピアノを設置されている、またはこれから設置を検討されているという方は、床や壁を防音グッズで覆ったうえでピアノを演奏されるとよいでしょう。
ホームセンターなどで「防音シート」「遮音シート」といった商品を見かけたことはありませんか?
ホームセンターにある専門グッズというと、手先の器用な方や普段からDIYを嗜んでいる方でないと利用しづらそうなイメージがございますが、防音・遮音シートの類は簡単に取りつけができるので、
普段そういったものを利用されない方でも簡単に防音対策ができると非常に人気です。
しかし、防音シートや遮音シートといっても、ネットで実際に使用された方の口コミを見てみると、薄いものはほとんど効果がないというのが一般的な見解のようです。
シートの厚みが1.5mm以上あるもの、あるいは間に鉛を挟んだシートならば、一定以上の効果があるようです。
ただし、鉛は健康に影響を与える恐れがございますので、ご使用の際には十分ご注意ください。

手間を省き、そして確実に防音対策を図りたいのであれば、生ピアノ用の超弱音システム「ナイト-ン」のご使用をお勧め致します。
ナイトーンは、本来ピアノについている防音用のフェルトを、基本の一枚式のものから、独立・多層式に切り替えることにより、ピアノの音量を小さくすることに成功しました。
しかも既存のフェルト同様、使用を必要としない時は影響を及ぼしませんので、例えば昼間は通常の音量で、夜間は小さな音量で、というように演奏をお楽しみいただくことができます。
ナイトーンの設置によりピアノの音がこもったり、重たくなるということもありません。
独立多層式フェルトとともにタッチ可変ユニットを装着いただければ、ナイトーンを稼動させてもピアノの弾き応えに変化は生じません。
つまり、生ピアノ独自の音やタッチはそのままに、音量だけを小さくできるのです。
住宅街や集合住宅にお住まいの方でも時間を気にせずに、いつでもピアノを練習できる。
それこそがナイトーン使用の最大のメリットなのです。

ピアノを演奏するにあたって防音室を設置するための価格

十分な防音効果を誇るピアノの防音室を作るための価格は、約200万~300万円くらいが相場だと言われております。
もちろん、規模や素材、状態などによって変動がありますので、すべての防音室がこの金額で収まるということではございません。
防音効果のしっかりした、プライベート用のピアノレッスンルームは、そこにあるだけでいつでも気兼ねなくピアノを弾けるという、ピアノ愛好家の方や音楽学校や音大でピアノを専攻されている方にとっては、とても心強い存在です。
しかし、それを手に入れるに至るまでの価格というのは、決して安いものではございません。

そもそも、ピアノは買えばそのまま弾けるというものではございません。
厳密に言えば、設置されたその日から弾くこと自体は可能でしょう。
しかし、ご自宅で弾くという場合は、周囲にお住まいの方々への十分な配慮を行う必要がございます。
たとえば、ピアノ教室に通うお子様のためにピアノを買ったけれど、その音のせいでご近所の方々との関係がギクシャクしてしまったというお話も、決して珍しいことではないのです。

「コンクールが近いから少しでも練習したい」といったような、余程の事情がないかぎり、ピアノを夜中まで弾かれるということはないでしょう。
しかし、たとえ時間帯が日中であっても、ピアノの音というのは馴染みのない方には受け入れがたい騒音になってしまうという恐れがございます。
一時期メディアを騒がせていたこともあるように、楽器の騒音トラブルというのは決して甘く見てはいけないのです。
たとえば、ご自身がご自宅でピアノを弾いた際に発せられた音が原因で、お相手の方がお体や心の不調を訴え、病院などに通院されたりすると、場合によっては訴えを起こされてしまうというケースも存在しています。
たかが楽器の音でそこまで・・・と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、それはあくまでもご自身がその音に慣れているからであるというのは常に念頭においておかれることが大切です。

冒頭でも記載しました通り、ピアノの防音室を作る価格は決して安くはありません。
しかも、苦労して建てた防音室が費用に見合わない防音効果しか得られなかったということも十分にありえます。
あるいは、お住まいの都合上防音室を後付けすることができなかったりというお話もございます。

防音室よりも確実に手頃な価格で、かつどのようなお住まいに居住されていても、効果を得ることのできる防音対策。
それこそがアナログピアノ用超弱音システム『ナイトーン』です。
対策をピアノにそのまま施しますので、居室内の増改築の必要もありませんし、数値の上でも人の話し声と同等ほどという高い超弱音効果が実証されております。
ナイトーンの設置をご検討の際は、お気軽にご相談くださいませ。

マンションでピアノを弾くときは『床』にも着目してみましょう

ピアノの防音対策、皆様はどうされていらっしゃいますか?
「周りの人から苦情も来ていないし、大丈夫!」などと安心してはいけません。
苦情が来てから防音対策に取り掛かるのは拙策と言ってよいでしょう。
なぜなら、すぐに苦情を申し立てられる方というのは、余程のことでもない限りほとんどいらっしゃらないと言って良いでしょう。
音に対してのストレスをためて、我慢して、それでも我慢できなくなってから苦情を申し立てる、という方が多いようです。
このような無用のトラブルを避け、ご近所の皆様と気持ちよくお付き合いしていくために、先手を打って防音対策を行いましょう。
マンションやアパート、団地などの集合住宅にお住まいの方は、特にしっかりと防音対策をしなければならないでしょう。
しっかりとした防音対策さえ行っておけば、安心してピアノの演奏をお楽しみいただくことができますし、周りにお住まいの方も無用なストレスを抱えることがございません。

本来、特に加工や対策を行っていないピアノからは、約80デシベルもの音が発せられます。
80デシベル、という数値ですとイメージが付きづらいという方にどのくらいの音なのかをご説明しますと、聴覚的な目安としてはうるさい音のレベルの枠に入り、近似値の音のレベルで言うと走行中の電車の車内や近くで聞こえる救急車のサイレン、パチンコ店やゲームセンターといった激しい音の鳴る遊技機が室内に並んでいる場所などがこのレベルに相当します。

さて、そんなピアノの音には、どのような対策を取るべきでしょうか。
集合住宅、特にマンションなど鉄筋コンクリートの建物では、音は床を伝わって下の階に響きます。
そのような場合、防音マットや厚みのある絨毯を床に敷くというのは非常に有効な対策となります。
また、ピアノの脚にインシュレーターを設置いただくのも良いでしょう。
防音対策を図る際は、いくつかの防音グッズを併せてお使いいただくことをおすすめします。
しかし、それでも完全に音をシャットアウトできるわけではございません。

さらに防音効果を高めたいなら、ピアノにナイトーンの設置をご検討下さい。
ナイトーンは、生ピアノ用の画期的な超弱音システムです。
ピアノから発せられる約80dbの音量を、20㏈低い約60dbまで落とすことができます。
そこに加えて防音マットなどを併用したり、床に絨毯を敷けば、下の階に音が響くのを限界までシャットアウトすることができるでしょう。
また、ナイトーンには単純な弱音効果をもたらすだけのものではなく、ピアノの演奏を愛好する皆様のことを第一に考え、指のタッチが変わらないような仕組みも設けておりますので、ピアノの透き通る音色も弾き応えも本来のまま変わりません。
いわゆるサイレント機能のようにヘッドホンを使う必要もないので、電子音に違和感を感じたり、難聴を心配するようなこともございません。

ピアノを弾くなら防音アイテムの存在は必須です

最近建てられたマンションは、以前に建てられたものと比べると気密性がとても高く、壁からピアノの音が伝わり漏れるということは少なくなっています。
ですが、建築年数が古いマンションや団地などは、壁から音漏れする恐れがあるので、防音対策をしっかりと取っていただく必要がございます。

マンションなどの集合住宅では、固体振動をシャットアウトしなければなりません。
つまり、振動によって音が他の部屋へ伝わるのを防ぐ必要がございます。
例えば、アップライトピアノの音は背面から出るので、壁にぴったりと置くのではなく、壁から15~20cmほど離して設置するようにすると良いでしょう。

壁からの音漏れを防音する場合は、壁に遮音効果や吸音効果のある材質の物を設置する必要がございます。
グラスウールを使った吸音パネルなどを壁に貼り付けるか立てかけて使うなどすると良いでしょう。
鉄材や鉛を使用した防音パネルもございますが、こちらを利用される際は重さのある材質を用いておりますので、地震などの際には倒れないように気を付けて設置していただく必要がございます。
また、鉛の場合は健康被害を及ぼす場合もございますので十分注意が必要です。
いずれの場合も、壁にすき間なく設置する必要があります。

しかし、壁に防音アイテムを設置しても、完全にピアノの音をシャットアウトできるわけではございません。
窓、ドア、床などにも防音対策が必要です。
また、マンションの場合は天井にも防音対策を取っていただくのがよいでしょう。
この場合は、ご自身で設置すると危険が生じますので、専門の業者にご依頼いただくのが安全です。

このような防音アイテムを使っても、100%音が響かないという保証はありません。
そんな時は、ピアノそのものにも対策を講じると良いでしょう。
ピアノの音量そのものを小さくすることができるナイトーンをご使用いただくことで、元々の音量より約20㏈ほど小さくできるということが数値の上でも明らかになっております。
ナイトーンの設置は、経験豊富な専任の職人ピアノ技術者が行ないます。
新しいピアノをお買い求めいただかなくとも現在お使いのピアノに設置できますし、しかもピアノを傷つけることがございません。
また、グランドピアノにもアップライトピアノにも設置できるという大きなメリットがあるのもナイトーンの強みです。

防音・サイレントピアノで気になるポイント

ピアノを上達させるために大切なもののひとつが反復練習です。
練習量が多ければ必ず上達できるという保証はありません。
しかし、練習の数をこなせばこなすほど、楽曲は体に身についてくるものです。

お子様やお孫様がピアノを習っていらっしゃるのであれば、ご自宅でも練習をさせたいと思うのは当然のことです。
しかし、ピアノの音というのは思っているよりも大きく響き、この音がもとでご近所の方とトラブルになってしまった、というお話も少なからず耳に致します。
そんな時に備えて、ピアノへの防音対策は施しておいて損はございません。

ピアノ演奏時の防音対策として、多くの方が一番に連想されるのが、サイレントピアノです。
しかし、サイレント機能が搭載されたピアノはお値段が高く、国産メーカーのピアノですと100万円前後になるとも言われております。
そのため、ご家庭の状況によってはサイレントピアノを導入するだけで家計を圧迫してしまうということもありえます。
価格を抑えてでもサイレントピアノを導入されたい場合は、中古市場のものを探してみるという手段もございます。
それでも高額にはなりますが、新品よりは価格を抑えて購入できるのではないでしょうか。
もっとも、中古品は一度はどなたかの手に渡っているものですのでその状態に保証がないという大きなデメリットがあるということを念頭に入れていただく必要がございます。

もし、サイレントピアノの導入が難しい場合は、所持しているピアノに消音ユニットを搭載するという方法もございます。
その場合、約10~20万円程で取り付けることが出来ると言われており、価格を抑えた対応が可能です。
しかしながら、当然消音ユニットにもデメリットはございます。
ハンマーが弦を叩かないようにストッパーがかかるため、大きなカタカタ音が響き、マンション等の場合には、階下の方から苦情が来る場合もございます。
このように、ピアノに防音対策を図るためには、何かを我慢する必要があります。

ただし、そのようなデメリットもなく、防音効果を強く感じることが出来るものもあります。
それが、アナログピアノ用超弱音システム「ナイトーン」です。
ナイトーンの超弱音の要となる独立多層式フェルトは、それだけの設置では電子式消音ユニットほどではありませんが、鍵盤のタッチに差異が生じます。
その差異を抑えることができるのが、独自開発のタッチ可変ユニットです。
この二つが揃うことにより、弾き応えに違和感を感じることなく、確実性の高い防音対策を取ることができます。
ピアノの防音対策をご検討の際は、ぜひナイトーンをご利用下さい。

ピアノを深夜でも練習されたい方へ

美しい音色を奏でる楽器として知られるピアノ。
しかしピアノは、騒音レベルを示すデシベル(db)で見てみると、なんと電車の車内と同じくらいの値である80dbという、やや高めの数値が算出されます。
そのため、夜の遅い時間帯や深夜などに家の中でピアノを弾くと、近隣にお住まいの方々に不要な御迷惑をかけてしまいがちです。

防音対策としてヘッドフォンが使用出来る電子ピアノを使用しているという方も多くいらっしゃいます。
しかし、電子ピアノを用い、なおかつヘッドフォンを接続してピアノを練習すると、鍵盤のタッチの感覚やヘッドフォンから音が聞こえてくるため、違和感が気になってしまうものです。
そこで、おすすめ致しますのが「ナイトーン」です。

ナイトーンとは、ピアノ用アナログ式超弱音システムのことを指し、アップライトピアノ版の「ナイトーンUP」とグランドピアノ版の「ナイトーンGP」の二つがあります。
自身のピアノにナイトーンを取り入れることで、昼間しか存分に練習することが出来なかったピアノが、深夜でも音色をそのまま快適に弾くことが出来るようになります。
ナイトーンの超弱音を可能にしたのが「独立多層フェルト」です。
従来のフェルトは、ハンマーの衝撃により隣接する音階の弦と共に響いてしまうため、どうしても音が大きくなってしまいがちです。
しかし、従来のフェルトを分離し、独立させる多層フェルトにすることで、ハンマーの衝撃を吸収して超弱音にするだけではなく、より綺麗な和音を奏でることが出来ます。

また、ナイトーンが、いわゆるサイレント装置よりも優れているのは「ピアノを傷つけない設計」で作られていると言うことです。
大切なピアノを傷つけることなく、超弱音を実現させるために考えられた設計のため、ビスやネジを本体に打ち込むことは一切ございません。
メーカー、機種などを問わず、どのピアノにも導入いただくことができるよう、全てオーダーメイドとなっておりますので、既存の対策では満足の行く防音が図れなかったという際は、ぜひご利用ください。

毛布やファブリックでピアノの防音対策を施すことはできるのか

「時間を気にせずにピアノを弾きたい」
「子供にピアノの練習を頑張ってほしい」
多くの皆様が、様々な思いを持ってピアノの演奏に臨まれているかと思います。
しかし、実際には、いつでも時間を気にせずにピアノが弾ける、という方はそれほど多くありません。
最大限お気遣いはされた上で演奏されているかとは思いますが、いつご近所の方から苦情が入るかわからないような状態でピアノを弾くと言うのは、演奏の仕上がりにも影響を及ぼしますし、何より楽しさが削がれてしまいます。

もう既に建ちあがっているお家や、賃貸物件の一室を、堅牢な防音室にリフォームすると言うのは、並大抵のことではありません。
しかし、防音室へのリフォームができなかったとしても、何らかの形で防音対策を取ることはできます。
例えば、ご自身で行う、いわゆるDIYで防音対策をしていただくと、費用を安く抑えることができます。

そもそも、音が伝わるのは、一軒家の場合なら窓や換気扇からの音漏れ、マンションであれば壁や床などから振動が伝わって音漏れすることを防ぐということが必要です。
ご自身でできる簡単な防音対策の一つ目は、床からの振動を防ぐという方法です。
絨毯やカーペット、または防音マットなどを床に敷きましょう。
こうすることにより、振動が下の階に伝わるのを防ぐことができます。

アップライトピアノは、背面から音が伝わります。
アップライトピアノをお使いでしたら、ピアノの背面を壁から15~20㎝離して設置しましょう。
さらに毛布などをピアノの背面に針の長い画鋲やピンなどで止めていきます。
これである程度の音が軽減できます。
ただし、吸音はできますが、音の響きが悪くなるというデメリットが発生します。
また、ピアノに画鋲を押し込む、ということに抵抗があると言う方も当然いらっしゃると思いますので、そのような方はこの対策は避けられた方が良いでしょう。
その他、ファブリックには吸音効果があるので、ピアノのある部屋にクッションやカバーなどを置く、というのも良いでしょう。
厚手のカーテンや、防音カーテンを使うのもおすすめです。

防音対策をしたい。でも、防音室を作るのは費用がかかりすぎる。
また先程のようにピアノにキズをつけるような対策は絶対したくない。
そもそも布やファブリックの設置程度で解消できるレベルの音ではない。
そんな場合にご利用をおすすめしたいのが、ナイトーンです。

ナイトーンは、アナログピアノ用の超弱音システムです。
ナイトーンを使用するにあたって、電子ピアノのようにヘッドホンをする必要はありません。
独立多層式フェルトの効果によりピアノの音のボリュームを、二人の人間が一対一で日常会話を交わしているくらいの大きさまで抑えることができます。
それと同時に、タッチ可変ユニットの効力によって、演奏する時のピアノのタッチもそのままでお楽しみいただくことができます。

ピアノの防音室の工事にはどれくらいの期間を要するか

昨今の住宅事情を考えると、ピアノなどの音の大きな楽器を演奏するというのがますます困難になりつつあります。
ご自宅で気兼ねなくピアノの演奏をするために、防音室の導入を検討していらっしゃるという方も多いと耳に致します。
防音室を設置すれば、夜間や早朝のような時間帯や、アパートやマンションにお住まいであっても、気兼ねなくピアノを弾くことができると言われております。

しかし、防音に関する工事と言うのは、難しい施工のひとつとも言われております。
確かな施工を必要としていらっしゃるのであれば、ピアノの性質や住宅の構造などを専門的に理解している業者にご依頼いただく必要がございます。
防音室には、組み立て式の簡単なものから、天井や壁などを防音効果のあるものに取り替える大規模な工事まで、さまざまなものがございます。
マンションの一室に防音室を設置するのか、木造一軒家の一室を防音室に改築するのかなど、お住まいの住宅により工事の方法や価格などが異なります。

アップライトピアノやグランドピアノを弾く場合、防音の対策で重要視されるのは、低音や振動を防ぐ効果の強さです。
特に、マンションなどでは床に伝わるわずかな振動も騒音となることがありますので、防音対策は念入りに行う必要がございます。

また、防音室というものは、いわば部屋の中にもう一つ部屋を作るようなものです。ですから、どうしても部屋は狭くなってしまいます。
たとえば6畳間に防音室を作ると、広さは5畳くらいになります。
工事にかかる期間は、6畳の部屋に防音室を作る場合で、通常約2週間前後と言われております。

さて、そんな防音室ですが、機能的にも充実したものを作ると、その費用は数百万円にもなると言われております。
つまり、ピアノ本体よりも防音対策の方にお金がかかってしまう計算になります。
もっとリーズナブルな価格で、お部屋のリフォームもすることなく、より効果的な防音対策を取れる方法はないのでしょうか。

そんな時におすすめできるのが、アナログピアノ用超弱音システム・ナイトーンです。
ピアノの専門家が、演奏時のタッチに影響が出ないように製作・設置致しますので、設置する前と遜色のない演奏をお楽しみいただけます。
また、音量は小さくなりますが、サイレント装置のようにピアノの音が電子化されませんので、アコースティックの本質的な音質そのもの変わることがないというのも大きな特長です。
ナイトーンは、防音室を作るよりもずっとリーズナブルな価格で防音対策を図ることができます。

マンションで隣り合わせのお部屋に迷惑をかけずにピアノを弾くには

マンションでピアノを演奏されるときには、十分な注意が必要です。
ピアノの音によるトラブルは、大きなご近所トラブルに発展することがございます。
「今現在苦情が来ていないから問題ない。大丈夫。」と思われる方もいらっしゃいますが、そう考えるのは非常に危険です。

人それぞれ、気になる音は異なってきます。
ご自身にとっては心地よい音色でも、他の方にとっては不快な騒音になることも十分ありえます。
「うちのマンションは防音対策してあるから大丈夫」と、いたずらに安心するのはよくありません。
『防音対策』とは、足音やドアの開け閉めなど生活音に対して対策をしてあるという意味であるという場合が非常に多いです。
そのため、ピアノの音のような生活音ではないような音までは防音できないことも多いので、これから集合住宅に移ることをご検討されている方は、ご入居される前にしっかりご確認いただくのが良いでしょう。

アップライトピアノの音は背面から、グランドピアノは主に下から音が響きます。
そのため、特にグランドピアノの場合は床への防音対策を怠らないようにしなければなりません。
マンションの場合は特に下階に音が伝わりやすくなるので十分ご注意ください。
床材を防音、遮音効果の高いものに張り替えるか、床の上に防音マットを敷くなどするとよいでしょう。
グラスウールは吸音性が高いのでおすすめです。
それから、ピアノのキャスター部分にゴム製インシュレーターを置くのもおすすめです。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、インシュレーターというのは、、ピアノのキャスターを乗せるものです。
地震の際に動かないようにするものという認識を持っている方が多いですが、防音対策グッズともなっています。
つまり、インシュレーターを設置することで、ピアノの脚から振動が床に響くのを防ぐことができます。

とはいっても、防音マットでは完全に防音することはできません。
そんな時に心強い味方となるのが、アコースティックピアノ用超弱音システム「ナイトーン」です。
ナイトーンは、ハンマーごとに独立し、かつ多層構造になった特殊フェルトを使用し、かつタッチ可変ユニットによりオリジナルの弾き心地も全く変化することがありません。
マンションやアパートのお隣や上下のお部屋にご迷惑をかけることなく、いつでもピアノの演奏をお楽しみいただくことができます。

ピアノのクリアな音色はそのままに音を小さくできる効果を持つナイトーンをぜひご利用下さい。

ピアノの防音室を作るためには何が必要か

ピアノの防音室を設置するとなった場合、その値段はどのくらいになるか、ご存知でしょうか?
これはメーカーや施工業者によっても変動があるため、若干の差が生じると考えておきましょう。
基本的にピアノレッスン室を作るとなれば、約200万円ほど必要だと言われております。
これは本当にピアノだけの部屋ということで、間取りは5帖でこの金額です。
ピアノがあるだけのお部屋、つまりレッスンするためだけのお部屋ですので、余計なものがない分、比較的費用が抑えられていると言えるでしょう。
ある程度の広さ、例えば9帖程度の部屋に防音室を作るとなると約300万円ほどになります。
使うピアノの種類によっても素材などが変わってきますが、大体この程度であると考えておきましょう。

近年は、防音の対策のためにこういった防音室を施工するケースが増えています。
それだけ、楽器によるトラブルが浮き彫りになっていったからでしょう。
実際に人的被害が出るほどのトラブルになったというケースもメディアでは報じられています。
そのようなものをご覧になっているからこそ、余計に対策として高額なピアノレッスン用のお部屋などを制作されるのかもしれません。

しかし、防音室は手軽に導入できないという非常に大きなウイークポイントがございます。
こんな時におすすめなのが、部屋自体に対策を施すのではなく、ピアノ自体に対策を施すと言う方法です。
生ピアノ用の弱音システム「ナイトーン」は、ピアノ本体に弱音システムを装着するタイプの対策です。
音を発する元に対策を取ることにより、より確実な防音対策を取ることができます。
ナイトーンを設置したピアノは、一般のお客様はもちろんのこと、専門家の皆様からも高い評価をいただいております。
ピアノの防音対策をお考えの際は、ぜひナイトーンをご利用下さい。

ピアノの消音・防音をするにあたって考えるべきこと

ピアノの消音や防音をするための費用というと、物凄い金額を想像される方もいらっしゃるかもしれません。
実際問題、それ相応の金額になるというケースもございます。
しかし、一般家庭で行う対策では、そこまでの金額になる対策と言うのは非常に稀であり、消音ユニットや防音室の設置などの対策がほとんどだと言われております。

メーカーなどにもよりますが、防音パネルの場合は約3万~6万円、デジタルピアノの場合は約2万円前後が一般的な対策と言われております。
グランドピアノ用になると費用も大きくなり、相場としては約10万円程と言われております。
ただ、これは防音パネルであって消音ユニットや防音室とは異なりますので、効果も金額相応のものと考えておくのが得策でしょう。
つまり、建物自体の防音対策がしっかりされている建物向けと言っても過言ではありません。
大きな効果を求めるのであれば、やはり消音ユニットや防音室の設置など、そのほかの方法をご検討いただいた方がいいでしょう。

これらは費用も大きくなる分、それ相応の効果を発揮することができます。
少なくとも音の面で周りにお住まいの方から苦情を寄せられる数はぐっと少なくなると思われます。
もちろん、メーカーや会社によって効果の差はございますので、取り付けたから確実に効果が得られると言う確約はない、ということを覚えておいていただければと思います。
消音費用については、はっきり言ってしまうと安くはない、ある程度のお金がかかるのが現状です。
パネルのようなものを取り付けるのであれば、比較的費用を抑えられますが、パネルで対応出来ない場合はユニットや防音室などになるので、金額も跳ね上がってしまいます。
どの方法がいいかを、専門的な知識のある人間にご相談いただいた上で、一緒に考えていかれるのが良いでしょう。

防音パネルよりも確かな防音効果を持ち、消音ユニットのようにピアノの音を電子化することなく、その音量だけを落とすことができるのが、アナログ式超弱音システム・ナイトーンです。
ナイトーンを設置したピアノでしたら、夜間のように静かさを求められる時間帯や、集合住宅や住宅密集地のように周りに気を配る必要がある場所でも、自由にピアノの演奏をお楽しみいただけます。

夜間にピアノを弾くなら音量を落とせるナイトーンがおすすめ

情操教育の一環で、お子様にピアノを習い事として通わせているという保護者様も多いかと思います。
楽器の演奏を上達させるためには反復練習が肝心です。
そのためには、教室で練習するだけではなくご家庭での練習も必要不可欠となります。
その際、お子様が幼稚園や小学校などの内はまだ良いのですが、それより大きくなってくると学校の部活動や塾で帰りが遅くなってくるものです。
しかし、たとえ帰りは遅くなっても、ピアノの練習は毎日、欠かさず練習したいものです。
そうなった際、夜間のピアノの練習はどうするべきでしょうか?
例えば、郊外の一戸建て住宅で、周囲に住宅が少なかったり、お隣やお向かいとの間に一定の距離があれば問題なく演奏することができるでしょう。
しかし、住宅が密集した地域の住宅にお住まいであったり、マンションなどの集合住宅にお住まいの場合は、ご近所にお住まいの方に配慮を行う必要がございます。

夜間にピアノを演奏される際に気配りいただくポイントはいくつかございますが、その中でも特に重要なもののひとつがピアノの音です。
「音」というと、電子ピアノやサイレント機能を設置したピアノにヘッドホンを装着して演奏すれば改善できるのではないかと思われがちですが、例えばアパートやマンションの場合は、下の階に振動が響いてしまうので、ピアノの音自体は防げても演奏する時の鍵盤をたたくカタカタという音を防がなければ意味がありません。
ですので、音の対策をする時は、ピアノから発せられる振動の方にも目を向けることが大切です。
振動の対策は防振マットやインシュレーターなどを用いれば、手軽に取ることができます。

さて、振動の対策をしっかり行ったら、今度は音の対策です。
教室ではアコースティックピアノ、ご自宅では電子ピアノを利用されているというご家庭でしたら特に問題はありませんが、ご自宅でもアコースティックピアノをお使いであるというご家庭は、防音の方法について試行錯誤をされていらっしゃることと思われます。

そんなアコースティックピアノの防音法として強くおすすめできるのが、「ナイトーン」です。
ナイトーンを設置したアコースティックピアノでしたら、夜間の音量を抑えることができます。
お使いのピアノに設置するだけで、ピアノから発せられる音を下げることができます。
ナイトーンを設置したものとそうでないピアノの音量の差を簡単に表現すると、日常生活で行う普通の会話の時に発せられる音と、走行中の電車の車内くらいの音の大きさが変わってまいります。
これならば、夜間でも気兼ねせずピアノの練習に励むことができます。

夜でもピアノの演奏をしたい、とお考えでしたら、ぜひナイトーンのご利用をご検討くださいませ。

都会の一戸建てでピアノを演奏するなら

一戸建てとはいっても、都心にお住まいの場合は隣家との距離が非常に近く、隣家のテレビの音や、にぎやかな会話なども聞こえてしまうということが少なくありません。
では、都会の閑静な一戸建てにお住まいの場合、ピアノの防音対策はどんなことを行えばよいのでしょうか。

一戸建ての場合は、音漏れを防ぐことで、それなりの量の音を抑えることができるでしょう。
まずは、窓を二重サッシにしたり、カーテンを防音カーテンに変えるなどの対策を取ると良いでしょう。
次に、壁からの音漏れを防ぎましょう。
お隣との距離が近いようでしたら、壁に防音パネルを貼り付けたりしてみると良いでしょう。
ドアも二重にしていただくと、音漏れをより多く防ぐことができます。
換気扇を防音対策が施された換気扇に変えてみるのもいいかもしれません。
お使いのピアノがアップライトピアノならば、背面に吸音パネルをとりつけてみるのも良いでしょう。

これからお家を建てられる、という際は、最初から防音室をお作りいただくのがおすすめです。
防音だけではなく、反射板や拡散板などを設置するとなおよいでしょう。
ですが、ここまですると相当の費用が発生します。
しっかりとした防音室を作るとなると、200~300万円程度はかかるとみても良いでしょう。

そこまで費用をかけるのが難しい、という場合は、お使いのピアノにナイトーンを設置してみるという方法をご提案致します。
ナイトーンは、ピアノの音質を変えずに、音量を小さくできる画期的なシステムです。

これまでのピアノに備え付けられていた弱音システムですと、1枚のフェルトを使用していたので、
鍵盤のタッチが重たくなってしまうというデメリットがありました。
しかしナイトーンは、1音1音フェルトが裁断されて分離しているので、タッチが重たくなりません。
また、層も一枚、つまり単層式ではなく、中~高音部は2枚、低音部は3枚のフェルトを重ねた多層式のフェルトになっており、それぞれの音域で適切な厚みに設定されていますので、自然でより高い超弱音効果を得ることができるのです。
しかも、取付にはクギやネジを使わないので、ピアノを傷つけずに設置することができます。
なおかつ、費用も機能性の高い防音室を設置するよりもはるかにリーズナブルな価格となっておりますので、お得に、かつ高いレベルの弱音対策を取ることができます。

防音に有効といわれるサイレントピアノの導入におけるコストの面について

ピアノの防音を考えるにあたっては、実に様々な対策や方法がございます。
単純に音のしない状態を作り出すのであれば、サイレントピアノが一般的です。
しかし、当然ながら一般的なピアノよりも割高なお値段での販売となりますし、また、既にピアノを持っていらっしゃるというご家庭であれば、その元々持っているピアノの処遇にも困ってしまうため、必ずしもそれが正解というわけではございません。
しかし、より防音効果に特化したピアノをお求めになるのであれば、サイレントピアノは有効な手段のひとつといえるでしょう。

では、既にサイレント式ではないピアノを所有されている場合は、どのような対策を取るのが最善でしょうか。
確実性の高い防音対策をお求めであれば防音室を制作していただく、という対策がございます。
持ち家の場合、防音室を制作するとなれば、請け負うメーカーにもよりますが、相場としてはおよそ100万円程~で作れる、というところもあるようです。

防音室と聞くと、マイホームを建てる時にお部屋のひとつとして作るものという認識をお持ちの方が多いと思います。
しかし、昨今では設置式の防音室もあるようで、サイズによっては賃貸住宅に後付で設置することが出来るタイプもございます。
ただ、お住まいの賃貸住宅によってはそもそも楽器の演奏自体を禁じている、という場合もございますので、もし賃貸住宅でピアノと防音室を設置される場合は、不動産会社や大家さんと交渉を行うことが必要となります。
賃料を上げたり、周辺の部屋にお住まいの方に説明を行うことで許可を得ることができたというケースもあります。

ただし、設置式の防音室というのは、部屋を丸ごと防音仕様にしているものと比べて防音効果が薄く、せっかく様々な方の協力を得て設置したとしても、思ったような効果が得られず、結局ピアノを弾くのを遠慮してしまうというお話も少なからず耳にします。

そんな時に、ピアノ愛好家の皆様の心強い味方となるのが、アナログピアノ用超弱音システム「ナイトーン」です。
ナイトーンは、ピアノそのものに音の大きさを弱めるシステムを装着するため、サイレントピアノを購入する必要もなければ、防音室を設置する必要もございません。
また、コスト面だけでなく、実際の弱音効果も無加工のピアノの音が約80dbなのに対して、ナイトーンを設置したピアノは約60dbまで音の大きさを落とすことができ、数値上でも目に見える形でその効力を実感していただくことができる対策なのです。

ピアノの音量を気にせず演奏に集中するためには

音楽を聴くのも演奏するのも大好き、という方は多いです。
中には、ピアノをご自宅にお持ちだという方もいらっしゃることでしょう。
ピアノの音色はとても綺麗で、弾く側も聴く側も心が癒されるものです。
しかし、コンサートホールやスタジオではなく、ご自宅でピアノを演奏するに当たっては、音量に気をつけていただく必要がございます。
ご近所のご迷惑にならないよう、防音グッズを活用して音漏れに配慮したり、演奏する時間に配慮したりと、ご自宅でピアノを弾くためには様々な防音対策が必要となってまいります。
そのため、ご自宅にピアノがあっても、気兼ねなく演奏をお楽しみいただけないというお話もございます。
ピアノの防音対策のことなら、ピアノ自体に防音対策をすることが出来る「ナイトーン」を取り入れてみてはいかがでしょうか。

ナイトーンとは、アナログピアノ用超弱音システムの総称で、ご自宅にあるピアノに導入いただくことで昼・夜を問わず、どなた様にも気兼ねすることなくピアノの演奏をお楽しみいただけることが出来るようになる超弱音装置です。
その仕組みは、従来よりピアノに装着されていた一枚式の弱音フェルトをハンマー一つ一つに対応できるよう分離・独立させ、かつ綺麗な和音とハンマーの衝撃を吸収出来る多層構造にすることによって、高い弱音性を実現致しました。
また、独立多層フェルトの設置によって生じてしまったタッチの変化に対応できるように、ナイトーンはタッチ可変システムを併せて設置いただくことにより、従来のピアノのままのタッチでピアノの演奏をお楽しみいただけるようになっております。

さらにナイトーンには「どの様なメーカー・機種のピアノでも設置できる」という利点がございます。
製作そのものを全てオーダーメイドで行っており、職人がメーカー・機種によって異なる構造を把握し、ハンマーの位置や角度、フェルトの位置・幅などを正確に割り出した上で製作・設置を行います。
またビスやネジを使用することもございませんので、お客様それぞれによって異なる大切な思い出が詰まったピアノを傷つけることもございません。
ナイトーンを導入いただくことにより、音量を気にすることなく、夜間でも気兼ねなくピアノの演奏をお楽しみいただくことが出来ます。

東京都港区高輪にございます弊社のショールームでは、ご予約制となりますがナイトーンを設置したピアノ(グランド,アップライト)のご試弾もできますので、ご希望の際はお気軽にお問い合わせくださいませ。

戸建て住宅のピアノの音の対策について

一戸建ての住宅の場合、アパートやマンションのような集合住宅と比べればピアノの音は響きにくくなります。
しかし、完全に音を消す、ということは不可能です。
家の中で最も遮音性が高いのは壁ですが、同じく家の中に必ずあり、壁とも近い場所にある窓は、遮音性が低い場所だといわれており、実際問題、ピアノの音は窓を通じて外へ漏れてしまうことが多いです。
ピアノを弾いているご本人やご家族の皆様にとっては気になりにくいことですが、ピアノの音は良く響きます。
ご近所の方、特に楽器になじみのない方の中には、騒音ととらえられる方もおられます。

一戸建て住宅にお住まいで、ピアノの音がご近所に漏れ聞こえるのを防ぐためには、防音対策を施す必要があります。
まず着目していきたいのが、先述の通り遮音性の低い場所である窓です。
一番に思いつくのが窓を閉め切る、ということですが、この程度では防音効果を得ることは難しいでしょう。
それでは、窓ガラスを防音効果のあるものに交換すればよいのかというと、それでもやはり防音対策としてはまだまだ足りない部分がございます
なぜなら、ガラスを通してというよりも、サッシ部分を通して音が漏れてしまうからです。
防音効果を高めるためには、防音用サッシに取り換える必要があります。
防音用サッシはすき間がほとんどありませんので、かなりの量の音漏れを防ぐことができるでしょう。
また、二重窓にするという手法もございます。
気密性を高めることにより、防音効果が期待できます。

しかし、窓の中には二重窓の取りつけが難しいタイプの窓もございます。
縦長のルーバー窓、防犯ブザーが設置されている窓などは施工の難しさが増加します。
また、建てた段階でデザインにこだわりのあった窓であったり、一戸建てには住んでいるが持ち家ではなく借家であるという場合など、様々な事情から家に手を加えることが難しいという場合もあることでしょう。

家自体には一切の手を加えずに防音効果を得たいとお考えであれば、ナイトーンをご利用下さい。
ナイトーンは、アコースティックピアノ専用の超弱音システムです。
最新技術によって、音の大きさはは小さく、しかしピアノの持つ音色や深みなど、音の魅力はそのままにお楽しみいただけることを可能に致しました。
ナイトーンは、一般ユーザーの方はもちろんのこと、プロのピアニストの方や日ごろからピアノに携わっている調律技術者の方からも高い評価をいただいております。
ナイトーンのシステムのひとつであるタッチ可変ユニットの効果により、鍵盤のタッチは変わらず、音量だけを落とすことができるのは、ナイトーンだけのオリジナル技術です。
一般的に、窓の防音工事は20~30万円程度かかると言われておりますが、ナイトーンの場合ですと、アップライト・プロフェッショナルモデル:14万円(税別・出張費用別途)で施工を行うことができます。

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